2020年10月13日

必要書類に位牌

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銀行で相続関係の手続きをするには、相続人全員分の戸籍謄本や印鑑証明などが必要なのですが、各金融機関分それぞれに発行していると手数料が馬鹿にならないのです。それが司法書士さんに1枚ずつ出して「法定相続情報証明」を複数枚作ってもらえば、それを提出することができるそうです。自分で法務局に行っても作れるようですが、これだけでも相談して良かった!

平日に姉2と市役所へ。私はマイナンバーカードを持っているので、必要な書類がコンビニで出せます。ただマイナンバーカードの電子機能の継続に来いという封書が届いていたので、その手続きのために行きました。

姉2が今までの人生で印鑑証明も戸籍謄本も必要になったことがなく、おろおろ。実家の世帯主変更を提出していないので、住民票も何も出せないそう。その場で世帯主を変更し、印鑑を登録しようとすると、既に登録されているとのこと。あー、家捜しした時に印鑑証明のカード3枚あったわ、あれか。どうも父が作っていたようです。今は手元にありますが、私も作ってもらっていたので。

実家の本籍は神戸なので謄本は神戸に行かなきゃなりません。そして介護保険やら後期高齢者ナントカやらの処理がありますと言われ、ついでで各窓口を回らされ思ったより時間がかかりました。

その後、父がスタンプカードを持っていたこともあって、お仏壇の浜屋に行って位牌を注文することに。祖母の位牌より少し小さめでいいかな〜と高さを測って、父の白木の位牌の写真を撮っていきました。
いくつかある中から、あまり派手ではないものを選びました。お値段は文字数、機械彫りか手彫りか、文字の色でも変わります。

母は夫婦位牌がいいと言っていましたが、浜屋の人に「夫婦位牌は奥様が亡くなった時に一度魂を抜いてから持ってきていただく、という行程が入ります」と聞き、やめときました。
父は浜屋でびっくりするほど買い物をしており、15%オフの上得意会員でした。何をそんなに買うの?と思ったら、匂いや煙の少ないお線香など。来店記録は3月が最後。コロナもあるけど、体調が悪くなった頃。しんみりしてしまう。

背格好が似てる高齢男性を見るとじっと見てしまうし、窓を開けて外を眺めると、この空の下にはもう父はいないのだと思う。
posted by 雫 at 21:46| 兵庫 ☀| Comment(4) | ネコと日常日記7 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
亡くなった人は「そばにいるよ」の合図に後ろ姿を見せるんデスって。たしか宜保愛子さんが言ってました。だから『よく似た後ろ姿』は間違いなくお父様近くにいらっしゃる印デス。きっと。ワタクシも祖父の姿をよく見マス。
Posted by pan☆fan at 2020年10月13日 22:49
pan☆fanさん
またそんな泣かせることを言う〜。最近周りの人の話に泣かされることが多いです。
宜保愛子さん、数少ない信用してる霊能力者です。
Posted by 雫 at 2020年10月13日 23:37
あっ。泣かせてしまいましたか。ごめんなさい。でも、辛くて泣ける、ってしあわせなことだと思うので。辛いときに泣けないのがいけない。変にこじらせマス。泣くのも御供養だと思いマス。どうぞお大事に。
Posted by pan☆fan at 2020年10月15日 08:00
pan☆fanさん
ホントですね。まだまだ片付けをしてると思い出すことも多いんですが、大事な時間だと思います。
Posted by 雫 at 2020年10月19日 00:01
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