
父が亡くなった9月には銀杏が落ち始めていて、いつもより早くない?とびっくり。寂しいのと肌寒いのが同時にきた感覚です。
さて、避けられないのが相続問題です。娘3人、いったん全部、母に行くようにしたらいいか〜となんとなく思っておりました。
会社でそんな話をしていると、「それ、金額によっては税金を損しない?」と言われ、確かにその可能性もあると。総額を把握しないことにはなんとも言えないわけです。
すぐわかる場所にあった通帳を確認すると、生活費関係のものしかなく、クレカ用・公共料金用・年金用など細かくわけて通帳が複数。下ろせたとしても合計が葬式代にもなりません。以前、父に銀行の貸金庫に連れていかれて「葬式代はここにあるから」と言われたことあるけど、開けらんないわ!!!
大事なものはだいたい銀行の貸金庫に入れてたことはわかっています。
ネットで調べた資料を見ても、いったい何から処理したらいいのか分かりません。何から止めるの?名義変更?口座変更?順番を間違うとめんどくさそう。パニックに陥り、プロに相談することを決断。会社で司法書士さんを紹介してもらいました。
お電話すると「そんなに急がなくても大丈夫なんですよ」と。ものすごく慌ててたんですが、これだけでも安心できましたが、後日、家に来てもらうことに。
とりあえず司法書士さんが来る前に、他に何かないか書類関係を探すために、娘3人で父の部屋を家捜しです。
久しぶりに父の部屋をのぞくと、春からの体調不良・8月の入院で洗濯物や荷物、薬や買った物など何もかもが放置です。私の鼻炎はアレルゲンがダニ・ホコリなんだよぅ(泣)。
年金、保険の書類や大昔の権利書っぽいものが出てきました。これだけあれば司法書士さんが来ても大丈夫かな?
しかし、いらない物もたっぷりあるので、これは急がないけどそのうち片付けねば。
「探偵ナイトスクープ」で、亡くなったお父さんの服を袋に密封していて、消えてしまう前にこの匂いを保存したいという子供達の依頼がありました。
私も匂いに敏感なので、ものすごくわかります。でも病院での父はもう病院の匂いしかしないし、近くで呼吸しててもほぼマスクの匂いなんだよなあと思っていたんです。実家を出て長いので、父の匂いを忘れてるなあと思いながら、放置されてた枕の匂いを嗅ぐと、あ、これこれと思い出せました。
司法書士さんには何からしたらいいか、証明関係の書類を取ったらどうしたらいいか、不動産についてなど、分からないことが分かったので相談してよかったです。
まずは平日休みの日に市役所へ行かねば。
続きます。
記憶にある父の匂い
父が使っていたタオルケットの
たばことオーデコロンの入り混じった匂い...
雫さんの,「放置されてた枕の匂い」
ああ,そう,そんな感じで思い出すんです。
銀行関係の手続きは確かに大変だったなあ。
窓口で,死亡後の家族が行うのは厳密にはアウト
なので,その事実は聞かなかったことに
しますからこれこれこうしてくださいねと
教えていただいたり。
こういう時は専門家に頼るのが正解でした。
ナイトスクープでは袋詰めの服から同じ匂いを再現した香水を作っていました。そうしたい気持ちは分かります。
まだ銀行には行けてないんですが、遅れると金庫レンタル代もかかり続けるので、書類が揃い次第早いとこ行こうと思います。
皆さん、この作業をほんとにやってるの!?と思いますね。