
黒川古文化研究所
西宮市苦楽園三番町14-50
展示期間のみ(10:00〜16:00 受付15:30まで)
大阪で証券業を営んでいた実業家の黒川家が収集した収蔵品等を春と秋の展覧会で展示しています。現在「刀剣のかがやき 刀装具のいろどり」を11月26日(日)まで展示中です。山の上ですが、土日祝は苦楽園口駅前から無料送迎車が出ています。
元々は黒川家のあった芦屋市春日町にありましたが、排気ガス等が文化財に与える影響を考慮して1974年に今の場所に移りました。

展示してある刀剣に時代背景の説明から、その時代の刀の傾向まで書いてあって初心者にもわかりやすい。どれもハバキが横に置いてあるのもいい。
粟田口國友に吉光藤四郎の短刀。来国俊に国光。大和則長は打ち除けがよくわかる。長船景光は三鈷剣が彫られてる。長谷部国重、これがまた立派で太刀じゃないの?と思った。本阿弥家の折紙もあって、折り紙付きとはこういうことかと。篭手切江は「当時の評価はあまり高くなかった」とか言われててかわいそう。鍔や目貫、頭の装飾すごい。
刀剣女子を大量に生み出したゲームに今年の夏、こちらの刀がついに実装されたのですが、実装されたばかりなのと場所が山の上ということもあってか、そんなにたくさんの人が来ているということはなかったです。年に1日だけ公開される尼崎の本興寺は2000人ほど集まったようですが。

土日祝は無料送迎車があります。車が出るまでの待ち時間にゆっくりできるホテルのサロンのような場所でコーヒー、お茶などが1杯無料。至れり尽くせりです。


バルコニーから見下ろす神戸から大阪にかけての眺望がすごいです。
帰りは「涼宮ハルヒの憂鬱」で有名になった、近くの県立西宮北高校前の道も見下ろしてきました。これはまた別の記事で。
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