
大阪歴史博物館 名刀の面影(刀絵図と日本刀の美)
前回紹介した大阪歴史博物館で2月27日(月)までやってます。目的はこの特集展示だったんですけど、歴博自体も面白かった!!

このパンフレットの刀の図が私の推し刀なんですけどね。刀集めが趣味だった豊臣秀吉が一の箱に入れて大事にしていた一期一振です。大阪城で焼けたあとの姿を描いたものです。明治天皇に献上され、皇室に現存しています。


ちなみに大阪城がよく見えます。

スタンプラリーで秀吉の印も押せます。

こちらは和泉守兼定。和泉守兼定というと土方歳三の愛刀ですが、そのものは函館で亡くなる前に家族へ送ったために現存しています。こちらは傑作が多いという二代兼定通称之定(のさだ)の作。

播磨守吉成の脇差。丁字がすごいです。ちなみに坂本龍馬の愛刀は息子の陸奥守吉行の作。

清光。沖田総司が愛用していた加州清光は池田屋で折れたとされています。きれいすぎて天井の何かが映ってしまった。

三名槍の一つ、日本号の写し。大阪の人間国宝の刀匠の手によるもの。本物は福岡市博物館に展示されています。
写真撮影が可能だったのはこれだけですが、友成の刀、同田貫の薙刀、長谷部国重の脇差などもありました。他に拵やハバキ、鍔の展示もあって芸術品としての刀にも圧倒されます。
それぞれについて語ろうと思ったらウザいくらいに語れるのですが、このくらいに。
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