2007年01月02日

犬神家の一族

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犬神家の一族

年末に観てきました。映画を観るのはあんまり好きじゃないんです。長い時間拘束されるから。ドラマも同じ理由で苦手。でもこれは気楽〜に観ることができました。

まず音楽が今までのシリーズそのまま!最初から家のテレビで観てるような気分になりました(笑)。

珠世さん、最初に松嶋菜々子って聞いた時はえーって思ったんですけど、想像してたより悪くなかったです。でもやっぱりちょっと背が……。佐智が運ぶのすんごい苦労してたし(池内万作って伊丹十三と宮本信子の息子なんですねえ、知らなかった)。並ぶと佐清が貧弱になっちゃうから、腰にすがりつかせたり。
奥菜恵の小夜子は非常に良かったです。珠世と並ぶとびっくりするくらい小さいので、バランス悪い場面はあったけど。
深田恭子、可愛いけどあの時代にしては眉毛細い……。

前の映画からそのままなのもありますが、湖の逆さ佐清に意味がないし、小夜子の子供にも遺産をと言わないし。佐兵衛翁と大弐さんの関係はがっつり語って欲しいなあ。脚本によってはなかったことにする場合もあるんで、ちょっと触れてくれたからいいんですけど。でも原作より静馬がおかしな人だとか、血痕がチープだとか、まあそういう所もひっくるめて面白いです。

富司純子と尾上菊之助の親子共演が良かったです。原作にもあるように斧琴菊(ヨキコトキク)が尾上菊五郎の歌舞伎柄ということで、監督たっての希望配役だったとか。佐清マスクはよくできてますねえ。マスクだけでも尾上菊之助だって分る(笑)。前作に出ていた人が違う役で出ていたり、カットした部分や変えた部分もありますが脚本はそのまま。前のを観直して比べたくなります。

金田一が良かった!
石坂浩二、昔は私のイメージじゃなーい!と思ってたけど、年取ってイメージに近くなりました。ラストは良かったなあ。


イメージなんてどうでもいいけど楽しみなのが稲垣吾郎版のドラマ。1月5日に「悪魔が来りて笛を吹く」が放送されます。扱ってるテーマが重たいので、どんな感じになるか楽しみ。
加藤あいの珠世は結構好きだったなあ。夏に「仮面舞踏会」とかしてくれないかなー。嵐の軽井沢、面白いと思うんだけど。

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posted by 雫 at 22:53| 兵庫 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 各種観劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
どこの映画館ですかね。
私としては六甲がお気に入りかなぁ〜

でも、子供がいると。。。好きに見れないんですよね〜
今度の映画はドラえもんに行きたいようで。。。

好きな映画を見たいよぉ〜
Posted by 独裸絵悶 at 2007年01月03日 00:24
独裸絵悶さん
これはシネモザイクです。MOVIX六甲はネットで座席予約ができるのが魅力ですね。どっちも座りやすいので好きです。
Posted by 雫 at 2007年01月03日 13:16
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