
ハルヒさんの日常
慢性腎不全なハルヒさんですが、発覚からようやく半年以上たって、病気との付き合い方もわかってきました。
年をとった猫の多くがなる病気で、参考になるサイトがたくさんあります。でもまだ若い猫の体験談等が少なく、サイトには載っていない症状や状態もいっぱいありました。そこで若い患猫ちゃんの参考になるかなーと、ハルヒさんの日常をちょっと紹介します。
闘病記にするつもりはないので、さらっといきます。

輸液パックと点滴セット。自宅で点滴します。人間でいうと透析の代わり。針以外は人間の点滴とまったく一緒。
体調によって毎日か1日おきに250〜100ml。自宅で点滴させてくれる病院はそうたくさんはないみたいです。元気な時は針を振り切って逃亡します。

ペット用体重計。1グラム単位まで量れます。これで体重を維持。体重が落ちると体調も極端に悪くなります。朝と夕方量れば、留守中に食べてくれたかどうかも、なんとなく分かります。
ご飯は腎臓病食をいっぱい食べて欲しいのですが、味が落ちるので自力では必要カロリーを全部食べてくれません。
以前は美味しい味のスープをかけたり、美味しいフードを混ぜたりして、必死でどうにかスプーンで食べてもらってましたが、体調不良→食べない→更に体調不良、と悪循環を起こしてました。
困った事にスプーンだと私の手から以外は食べません。義父の葬儀の時は姉に頼みましたが食べてくれず、年末までは本当にしょっちゅう体調不良でへろへろになってました。

そこで食べなくなった時の最終手段とされる強制給餌に踏み切りました。
腎臓病用ウェットフードをすり潰して、シリンジ(注射器)に入れて喉に入れます。舌に乗ると確実に吐くので、奥の方へ。シリンジでもたくさん一度にたくさん食べると吐くので、10分〜6分間隔で食べさせました。
今は元気でも朝、夕方、夜で食べる量を完全に管理しています。それでも体調は悪くなったり良くなったりしますが、ひどくはなりません。
あとはシリンジでのご飯を何時から何時までにどれくらい、輸液の時間と量、おしっこの状態、体調・体重などをすべて毎日記録しています。体調をくずしたら、以前の同じような状態の記録を見て対処します。
悪い状態はトイレ以外の場所でおしっこをする、おしっこの最後に粘液みたいな物が落ちる、目が半開きになる、よろけたり腰を抜かしたりする、などで分かります。

活性炭のお薬。ネフガードからメルクメジンに変えました。ネフガードは水分で溶けちゃうけど、これならドライフードを入れたお皿にさらっといれてOK。ご飯食べるついでに舐め取ります。ウチの母も同じ薬飲んでるから、ハルヒへの感情移入が激しいです(笑)。
最近のハルヒさんは私と寝室でゴロゴロするのが好き。寝室に入り浸っているとブログ更新ができません。ブログ更新が滞っている時はハルヒさんが寝室で「一緒に来なちゃいよ」って言ってるか、体調悪い時です。今週はちょっと久々に体調悪かったなあ。おしっこもトイレ以外でしてるし。でも以前の状態を確認しながら輸液して、医者には行かずにすんでます。
こうしてみると自分、ホントにA型だわー。
すーたん&マギにゃん&ハルヒ、おもしろかったら

なんか,うるっときてしまいました.
ハルヒちゃん,いろいろサカナにしてごめんちゃいね.
言葉には出さないのですが、やはり辛いものなのでしょうね?
ありがとうございます。
去年なら泣きながら医者に連れて行ったような状態でも、今は落ち着いて見られます。
ちょっと大人しくなってもハルヒはハルヒなので、サカナ全然OKです。
腎臓がほとんど機能していないので身体に老廃物がたまって、だるくてしんどい、力が入らない、という感じなのだと思います。
人間なら透析があるんですが。その代わりに点滴で老廃物を薄めます。
元気な時は走り回ったりもしますよ〜。
自宅で点滴まで…。
時々元気な姿を見せてもらえるのは、
雫さんの献身的なお世話のおかげですね。
私もうるっと来ちゃいました。
スプーン給餌はダンナでも食べなかったし、私がハルヒの命を握ってるんだなーと思うことがあります。
だからこそ健康にも気をつけねば!と思っています。
ハルヒさんが食べられるようにと、多種たくさんご飯を置いて仕事に行くのがあだになりましたねえ……。すーたんはあればあるだけ食べちゃう。