2006年04月06日

「細雪」とマンボウ

Dmanbou.jpg

谷崎潤一郎の「細雪」は、ちゃんと実家から今の家に持ってきている愛読書です。
これはその「細雪」にも記述がある「マンボウ」。JRの線路の下をくぐるトンネルです。

Dmanbou2.jpg

背の高い人はかがまないといけないですね。なぜこのトンネルを「マンボウ」と呼ぶのか、諸説あるようですがはっきりは分からないようです。

平松町辺りにあります。2号線沿いを歩いているとすぐ分かると思います。

細雪」は馴染みのある地名やお店の名前がたくさん出てくるので身近な感覚で読めます。私も姉妹の末っ子だから「こいさん」だわぁ♪なんて思って嬉しくなったり(船場でお嬢さんの意味で使われる「いとさん」が小さい末っ娘という意味で「こいとさん」。それが縮まって「こいさん」)。

こいさんは「いいとこのお嬢さんが荒れた挙句できちゃった結婚したけど死産」という、今の時代にしてもちょっとハードな生き方をしている娘さんでしたけど。

昭和初期の阪神間の様子が分かる小説です。



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posted by 雫 at 22:42| 兵庫 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 西宮語り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
びっくり〜毎日ここをくぐっています。
近道なのと職場がここをくぐったところにあるんですよ〜

自転車でくぐるのはつらいけど近道なんでやめれなーい。

写真だと大きさが伝わりにくいけどかなり低いですよね・・・ここ・・・。
Posted by yumico at 2006年04月07日 12:41
FRIANDEのパン屋さんに行く時、ここ通りました〜。自転車降りないといけないけど、対向者がいなかったらついつい乗ったままで…(笑)頭ぶつけそうです。
歩いて通っても、私背が高い方なので危ないんですがね。
レンガで床が木というのがレトロな感じでいいですよね♪
Posted by Sandy at 2006年04月07日 13:50
yumicoさん
おお毎日!JRを越えられる道はそんなに多くないし、重宝しますよね。
私が真ん中辺りに立ってスレスレぐらいかな?下水道だった場所を利用したからこんな低さだとか。
Posted by 雫 at 2006年04月08日 00:43
Sandyさん
JR西ノ宮駅の下をくぐる通路も「自転車は降りましょう」とありますが、乗っちゃいますねえ(^^;
あちらは新しくてきれいですけど。
せっかくなんで、こういうものはずっと残しておいて欲しいです。
Posted by 雫 at 2006年04月08日 01:03
ちっちゃい頃、JRのガードの音が怖くてギャン泣きしてました。
このマンボウトンネルをくぐるとホッとしたものです。未だ家族にネタにされてますから…
。・゚・(ノ∀`)・゚・。モウ ワスレテヨゥ!

夙川越えて西(大手前大学あたり)にも同じようなマンボウあったような記憶があります。

Posted by もチャン at 2006年04月08日 13:11
もチャンさん
私も子供の頃ガード下をくぐるの、恐かったです。私の場合は阪神東口駅横のトンネルでした。あの轟音が聞こえないうちに通り抜けないと!って必死でしたね〜。
マンボウ、昔は何箇所もあったようですね。今はどのくらい残っているのでしょうか。
Posted by 雫 at 2006年04月09日 00:44
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