
神戸と兵庫のモダニズム
〜川西英えがく「兵庫百景」を中心に
神戸市立博物館で今日までやってました。実家に川西英の神戸画マグカップ(神戸銀行のノベルティだけど)があって小さい頃から慣れ親しんだ絵なのです。
去年元町商店街で「神戸百景」展をやっていましたが、どっちかというと「兵庫百景」が観たかったので行ってきました。
兵庫百景は川西英が1962年〜1963年にかけて神戸新聞にコラムと共に連載したもの。しかも今回展示されるのは神戸新聞社用に描いたのとは別の肉筆画。
西宮で描かれているのは酒蔵や甲子園球場、蓬莱峡にえべっさん、ヨットハーバー。今はなき阪神パークや宝塚ファミリーランドの絵もありました。
県内にまだまだこんな観光名所もあったんだなーと行きたくなりました。兵庫百景もお手軽サイズの本出して欲しいなあ。
一緒に展示があった小林益喜の旧居留地や北野の絵もどこか分かるし、福田眉仙の兵庫県大鳥瞰図は小さな本では絶対見えない部分があって楽しかった!

以前神戸人形を買ったミュージアムショップでまた色々買ってしまいました。
ここ、フランシスコ・ザビエルグッズや研究本は充実してるし、デフォルメキャラまであるなと思ったら、あの有名な絵はここの所蔵でした。展示はレプリカですけど。
平賀源内の有名な絵もあるし、玄関前にはロダンもあるし。
常設展は異人館の内装をそのまま復元した部屋や、明治期の照明器具・マッチに活版印刷、旧居留地辺りの復元模型、どこを見ても楽しいです。
関連イベントの「神戸・阪神間近代建築探訪」も応募したんだけどハズレちゃった。
すぐ西隣にはハヤシライスの美味しい十五番館もあります。
神戸の旧居留地洋風建築の記事はこちら。
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