
「大正12年の関東大震災、昭和20年の戦災によって江戸の名残りはほとんどその面影をなくし、街はすっかり様変わり。古き良き下町の文化が失われつつあることに憂いの声が上がり、庶民の歴史である下町の大切な記憶を次の世代へ伝えるための資料館設立の構想が生まれた」
もう案内を見るからに私が好きそうな施設!下町風俗資料館です。不忍池畔にあります。

1階は大正時代の下町を再現しています。一般は300円。入館料を払って受付の目の前にあるのが自働電話。自動じゃなく自働が訳として正しいと。

中に電話もちゃんとあります。

呉服屋さんの箱車。桐箪笥の中の引き出しみたい。

大八車。

こちらは人力車。

鼻緒屋さんを再現。

店先の朝顔。入谷の朝顔市で買ったのかなあ。

鼻緒がずらっと。

帳場と招き猫。

箱階段。

うちの親にも写真を見せていたのですが、昔はみんなこんな時計だったなーと。

外には井戸端。

街灯。これは父が懐かしいと。父は昭和ひと桁生まれなので、大正の文化にまだ近い時代を知ってるのかな。

洗張。こういう写真には母の方が反応しました。ほおずきは浅草のほおずき市で買ってきたかな?

駄菓子屋さん。お菓子は新しいものが多かった。

夏だからラムネ。季節によっていろいろ演出も変わるっぽい。

駄菓子屋さんの中は住居になっています。梅干しが入ってそうな壺。

水屋かなあ。本当に使われた調度品。

ものにもよりますが、触っていいものが多かったです。

小唄のお師匠さん。中から声が聞こえてきます。洗濯物の干されてる感じもいい。

風鈴屋台。季節感あります。

こちらも長屋の職人の家。私がわからないものも親に聞いたらすぐわかります。これは長火鉢。

長屋の裏側。私は撮りながら何も気が付かなかったけど、両親揃って「トイレ」って。手水器がぶら下がってます。ここ、扉開けてみたらよかった〜。なにげに板塀も懐かしいな。
次は2階の展示です。
お役にたてましたら

うちのトイレにもあった! プラスチック製でしたが。
西向きのトイレだったので夏はお湯が出た(笑)。
探すと,いまだに売ってるんですねぇ。
需要あんのかな?
うちは私が物心ついた頃には水洗だったし、汲み取りだった親戚の家にも手水器はなかったです。おかげでスルーしてしまいました。
検索したらバルコニーの植木に水をやるのにちょうどいいと書かれてる人がいましたw